よくある質問 (FAQ)
NAVEXについて
ヒントとベストプラクティス
一般通報
通報のセキュリティと秘密性
NAVEXについて
NAVEXとは?
NAVEXは、職場でのハラスメントや差別、詐欺、その他の不正行為に対処するために経営陣と従業員が協力するのを支援する包括的かつ秘密性の高い通報用ツールです。
なぜNAVEXのようなシステムが必要なのですか?
- 効果的な通報システムは、誠実さの文化および倫理的な意思決定を育む取り組みをさらに強化します。
- 株式公開企業については、会計および監査の不正行為を直接、監査委員会に匿名で報告できる仕組みの導入が法律で義務付けられています。
ヒントとベストプラクティス
私は、ある人たちが倫理に反する行為に関与していることに気付きましたが、私自身には影響がありません。それでも通報すべきですか?
倫理に外れた行為はその度合いに関係なく、最終的に当社および当社の全社員に影響を及ぼします。健全な会社でも、一見無害な倫理上の過ちが悲惨な結果になったという最近の企業スキャンダルのことを考えてみてください。したがって、不正行為や倫理違反に気付いたら、報告することが皆さんの義務であると考えてください。
自分が見聞きしたことが業務規範に違反するかどうか、または倫理に反する行為が関与するか確信がありませんが、よくないことのように思えます。どうすればよいでしょうか?
通報してください。通報内容が適切に理解できるよう、NAVEXでは通報の作成や提出に関しお手伝いします。不確かであるという理由で倫理に反する行為が見逃されるより、結果的には問題はなかったとわかったとしても、通報していただきたいのです。
自分の上司や他の管理職が不正行為に関与している場合はどうすればよいですか?その人たちに通報について知らされるのですか?
NAVEXシステムおよび通報の配信プロトコルは、当該事案に関与しているとされる人物には通報について通知されないか、あるいは当該人物の名前が挙げられている通報へのアクセスは許可されないようになっています。
通報した後で重要なことを思い出した場合は、どうしたらよいですか?
NAVEXのコンタクトセンターにオンラインまたは電話で通報する場合、一意のレポートキーが発行され、通報者はパスワードを設定するよう求められます。通報者は、このレポートキーとパスワードを使って、インターネットまたは電話からNAVEX システムに再びアクセスし、提出した通報にアクセスできます。そこで補足情報を提出できます。
私の通報に対して会社から質問がある場合は、どうなりますか?
NAVEXでは、通報者が匿名であっても、会社の担当者が通報者宛ての質問を掲載することができます。レポートキー発行の際に通報の処理に要する時間の目安をお知らせします。その時間が経過した後に質問が掲載されていないか確認されることをお勧めします。このように対話の機会を提供するということは、状況が特定されるだけでなく、どんなに複雑であっても解決できることを意味します。
通報のフォローアップの内容も、最初の通報内容と同様にセキュリティ保護の対象となりますか?
NAVEXとの通信はすべて、最初の通報時と同じく厳格に秘密を守られ、匿名を希望した場合は、引き続き匿名性が保たれます(法律で許容されている場合)。
インターネットにアクセスできなくても通報できますか?
NAVEX の通報は、インターネットにアクセス可能などのコンピュータからも行うことができます。自宅から通報することも可能です。ほとんどの公立図書館など、多くの公共施設で、インターネットを利用できます。コンピュータが利用できない、またはコンピュータを使って報告したくない場合は、NAVEX のフリーダイヤルホットラインにお電話ください。この電話は、年中無休(24時間営業)です。電話番号は国によって異なりますので、その地域のチームメンバーに適切な電話番号を確認してください。
電話が通じない場合はどうすればよいですか?
上記リストの電話番号が機能しない場合、このウェブサイトを通じてオンラインから通報してください。その際に電話番号が通じなかった旨を記入してください。
私が居住している国が上記のリストに含まれていない場合、どうすればよいですか?
お住まいの国でサービスが受けられない場合は、このウェブサイトからオンラインで報告してください。その際に、居住国で電話によるサービスが受けられない旨を記入してください。
一般通報
オンラインまたは電話で報告できますか?
はい。NAVEXではオンラインからでも電話からでも通報することができます。
どのような状況を報告すべきですか?
NAVEXシステムは、従業員が業務行動・倫理規範業務行動・倫理規範やその他の倫理的またはコンプライアンス上の懸念事項に対する違反を申し立てられるように設計されています。
違反を見つけた場合、上司やセキュリティ部、または人事部に報告するべきではありませんか?
業務行動・倫理規範業務行動・倫理規範に違反していると思われる行動に気づいた場合は、報告しなければなりません。理想的には、直属の上司や他の責任者に懸念事項について相談すべきです。しかしながら、このように直接報告することに抵抗を感じる状況もあるかと思います。そのような状況に対応するため、当社はNAVEX と提携しています。当社は、皆さんが情報を自分で溜め込まずに、匿名(現地法で許容される場合)でも報告してもらいたいと思っています。
私が知っていることについて、なぜ通報する必要があるのですか?私にどのような関係があるのですか?
私たちは皆、前向きな環境で働く権利があります。その権利には、倫理的に行動するという責任、適切に行動していない人がいれば、適切な人に報告するという責任が伴います。皆が協力することで、健全かつ生産的な職場環境を維持することができるのです。会社の不正行為は、全社員の生活を脅かすことになりかねません。
経営陣は本当に我々に通報してほしいと思っているのですか?
はい、もちろんです。実際、会社は、皆様からの報告を必要としています。あなたは社内で何が起こっているのか、良い面も悪い面も知っています。問題となり得る行為を、あなたが最初に目にする可能性があります。そのような状況を報告することで、会社および社員に悪影響を及ぼす状況を最小限に食い止めることができます。
通報内容はどこに伝えられるですか?誰がその内容にアクセスできますか?
報告の内容はNAVEXのセキュアなサーバーに直接入力され、セキュリティ違反が生じる可能性を防ぎます。NAVEXでは、違反の種類と発生場所に基づいて、通報の評価を担当するビジネスリスク部、グローバルコンプライアンス従業員関係部、および法務部の担当者のみがこれらの通報を閲覧でます。通報の受取人は各々、通報内容の秘密を保ち、秘密の重要性に関する訓練を受けています。
通報のセキュリティと秘密性
会社のコンピューターが、私のコンピュータからアクセスしたすべてのWebサイトを示すサーバーログを生成するというのは本当ですか?このログから誰が通報者か特定されませんか?
NAVEXは、IPアドレスが表示される内部接続ログを生成、保管しませんので、あなたのPCとリンクする情報がNAVEXに残ることはありません。事実、NAVEX には契約によって通報者の身元を追及しない義務があります。
職場のコンピューターから通報したくない場合は、職場環境以外のコンピューター(インターネットカフェ、図書館、友人の家など)を使用して、NAVEX のセキュアなウェブサイトから通報することもできます。NAVEXのデータによると、業務時間中に行われる通報は12%以下であることを示しており、多数の人々がこの職場外からの通報を選んでいます。
自宅から通報した場合でも匿名性が守られますか?
自宅や隣人のコンピューター等、インターネットポータルからの通報は、各地域の法律で許容される範囲内で安全かつ匿名で処理されます。インターネットポータルが、スクリーン名から訪問者を特定することはありません。また、NAVEX システムはIPアドレスなどの身元を特定する情報を削除するため、匿名性は維持されます。さらに、NAVEXには契約によって報告者の身元を追及しない義務があります。
NAVEXに提供した情報によって個人が特定されるのではないかと心配しています。身元が特定されないことを、どのようにして約束してもらえますか?
NAVEXのシステムは、匿名性を保護するよう設計されています。当社は、通報者を特定しない契約を結んでいます。但し、匿名性をさらに確保するには、通報者は通報内容に、自身が特定されるような情報を入れないよう注意する必要があります。たとえば、「私の席は、ジャン・スミスさんのとなり....」または「33年間の勤務において...」などの記述は避けてください。
フリーダイヤルの「倫理・コンプライアンスホットライン」も秘密性および匿名ですか?
はい。地域の法律で許容される限り、通報の匿名性が維持されます。インターネット経由の通報で提供するのと同じ情報を提供するよう求められます。インタビュアーが通報者からの回答をNAVEX の安全な環境に直接入力します。ホットラインへの通報にも、インターネット経由の通報に適用されるのと同じセキュリティおよび秘密保持対策が適用されます。
身元を明かして報告したい場合、どうすればよいですか?
希望する場合、自身を特定できる情報を入力する欄があります。